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ルカの騒ぎは暫く続いた。
それがやっと少し落ち着いて来た頃だった。
問題が起こったのは。
その日も何時ものようにライルはルカを抱いて登校していた。
相変わらず生徒達はルカの事を噂していた。
はあ・・・・・・・と溜息をついてライルは呟く。
「何時まで続くんだろうなあ。」
そう言ってルカの頭を撫でる。
ルカは嬉しそうに目を細めてライルに寄りかかる。
「僕・・・・・・平気だよ?ライルやキルリアもザンガルも居るし。
クラスの皆も優しいもん。」
そう言って微笑むルカに3人は笑顔になっていた。
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