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<ルカ・・・・・お前がそう決めたのなら俺は、もう言わない。
・・・・・だが、忘れるな?
お前の事を我等が心配している事を・・・・・
そして、何かあれば必ずキレるであろう魔王が何時もお前と繋がっている事を。
・・・・・・・無茶はするな?>
ライルの言葉にルカは嬉しそうに言う。
<うん。判った。大丈夫。危なくなったら、呼ぶね>
<ああ。>
そう言ってライルは目を開けた。
クラスメートは心配そうにライルを見つめる。
ライルは笑顔で言う。
「心配要らないよ。彼女の居場所は判ったから。
迎えに行ってくるな。
先生には言っておいてくれ。」
そう言って教室を後にした。
クラスメート達は安心したように笑顔になった。
<ライル!合流するぞ!>
ザンガルの声が聞こえ目の前の角からザンガルが姿を現した。
ザンガルはライルを掴むと走った。
「うわ;」
あっと言う間に、2人は生徒会室の前にいた。
「え?」
驚いた表情のライル。
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