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ザンガルはドアを開けながら言う。
「俺の属性を舐めるなよ?」
振り返り笑顔で言うザンガルにライルは苦笑した。
2人が部屋に入るとそこにはキルリアがいた。
「ライル。本当に良かったのか?
ルカにあんな無茶をさせて。」
キルリアが怒ったような表情で言う。
ライルは顔を歪めて言う。
「俺だって・・・・・・直ぐにも迎えに行きたい!あいつは・・・・・あいつは俺の大事な奴なんだ。
掛け替えの無いたった1人の・・・・・・・・・・
だが・・・・・これからも、同じ事は起こると思う。
だから、ルカはきっと危険を承知で行ったんだと・・・・・思う。」
苦しそうに言うライルにキルリアは眉を寄せて言う。
「そうか。そうだな。確かに・・・・・・・その可能性は高い。」
キルリアは辛そうに言う。
ザンガルも複雑な表情で顔を顰める。
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