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「煩い!私の質問にだけお前は答えれば良いのだ!」
男の言葉にルカは眉を寄せる。
「貴様のように不細工な奴が何故、キルリア様に気に入られるのだ。どうやって取り入った。
貴様のような餓鬼がキルリア様の好みなのか?答えろ!」
ルカは哀しそうにその男を見つめる。
「何を・・・・・・・そんなに怯えているの?」
ルカは心配そうに見上げて言う。
男は、顔色を変えて言う。
「な・・・・・・何だと・・・??」
ルカはゆっくりと言う。
「キルリアが・・・・・聖騎士だったとして・・・・・・・もし、彼がそうだったら・・・・・貴方は王の傍から離れなければならないと思ってるの?
傍に居られないと?」
ルカの言葉に男は愕然とした表情をした。
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