始まり

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ある日 ふと目が覚めると 波打ち際に立っていた 遙か彼方に存在する水平線を ただじっと見ていた しばらくぼーっとしていると 急に 「おや、見ない顔だね。」 振り返ると男の人がいた 全然気が付かなかった ぼさぼさ頭で 薄汚れた服を着ている ローブというやつか 明らかに不審人物A 少し大きめの岩の上で 釣りをしている 「まぁ、ここに来る子は 大抵見ない顔だけどね。」 ここで初めて気付いた ここはどうやら 小さな島らしい 小さな滝があり ヤシの木やらなにやら よく分からない植物が 生えている 風が心地よい …どこかのゲームの島に 似ている箇所が多い ゲームのやり過ぎか…?
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