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「あのな、明日から「桜花学園に行ってね♪」
お母さんが途中からお父さんの台詞をとるもんだから、
お父さんがへやのすみで『の』のじを書いているではないか
ん?;;;てか……
「なんで学校に行かないと駄目なの!?私アメリカの大学卒業したよね!?」
そうなのだ 私は13才で大学を首席で卒業している。
「青春して欲しいからよ♪」
………そんな理由で?
「何か言った?」
ニコッと誰もが落ちそうな笑顔だが私には悪魔の笑顔にみえた
「い、いいえ;;」
そう♪といってニコニコしながら台所に向かうお母さんは何か黒かった
「で、その桜花学園なんだけどな……」
……父よ いつ復活したのだ?;;;
「て、聞いてるか!?」
「聞いてる聞いてる、で?桜花学園が?」
「桜花学園の理事長なんだが、俺の弟がやってて、学費免除のかわりに条件を聞くように言われてなその条件を明日言うから学園に来て、だそうだぞ」
……ちょっとまてよ?
「お父さん?“無料”って言葉につられたわけじゃないよね?♪」
ニコッと目だけ笑ってない顔で言う
「い、いや その……な?」
ニコニコ
「…………;;」
ニコニコニコニコ
「…………;;;;;;」
ニコニコニコニコニコニコ
「………か、母さーん(泣)」
母が台所からこちらを覗きながら言う。
「行くわよ…ね?」
満面の笑顔で私より黒く言うので逆らえず…
「……はい;;」
と言ってしまった。
私は後でこう言ったのを後悔するんだ。
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