。・゚*5話*゚・。

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**職員室前** コンッコンッ 「失礼しまーす、夜桜先生いる?」 入り方がアレだったせいか、先生方の視線が少々感じるが…まぁいいや。 「あぁ、いるぞ~。」 手を上げてこっちにこいとやってきた。 てか、ちゃんといた。 「来るの早かったな、恵夛。」 「まぁね」 「サボりか?」 「うん……て、普通にサボりか?って聞いていいの?まぁそれに普通に答えちゃった俺もダメだと思うけど…」 「いいの、いいの。 生徒会に入ってるやつなんか皆サボってんだしよ。まぁ許可されてるんだいいんだよ。」 まぁ、そうなんだけど……でもさ……普通はありえないんだよ…… 嗚呼…でも、あのおっさん(叔父)が理事長だからありえてしまうといいますか……はぁ ………うん、そうだ。この学校はあのオッサンの学校だから普通を求めるのは諦めよう(棒読み)。 求めたらキリがない 「あそ……… で、俺を呼んだのは部活のことでしょ?」 「あぁ。 じゃあ、さっそく行くぞ。 まずは運動部からだ。だが、その前にどの部活に興味があるか聞いておこう。」 うーん 「運動部は剣道部、弓道部、柔道部、バスケ部に行ってみたいんだ。サッカーも嫌いじゃないけど、バスケほどじゃないからサッカーは少し見るだけにする。」 ま、本当はこの学校の実力が気になるだけなんだけど… 「そうか。 文化部はどうするんだ?」 「今日は運動部だけを回る。文化部まで見学するとなると一つの部活を見学する時間が減っちゃうから明日の放課後にまた回ろうかなって思ってさ。」 それに、今日は生徒会の仕事があるみたいだし…早めに終わらせて手伝えるなら手伝わないと 「そうか、じゃあ文化部はまた明日案内してやるから、放課後にまた職員室に来い。」 「わかった、先生ありがとね」 「あぁ。じゃあまずは、第一道場に行くぞ。」 夜桜先生はふっと微笑み椅子から立ち上がり職員室の扉に向かった あれ…先生さ、明日も案内してくれるって言ってたけど…仕事ないのかな?……… ま、いいか。 案内してくれるって事は無いんでしょ……多分 私が考え事をしてるうちに夜桜先生は、椅子から立ち上がって先に行ってしまった。 あ、やべ……おいてかれる。 私は少し早歩きでその後を追った。 †
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