。・゚*5話*゚・。

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恵夛(恵美)side 第一道場は和風造りの二階建だった バシンッ バシンッ ここは剣道部が使ってるみたい 結構人数がいるし、一人一人それなりに実力はあるんだ…… 「お~い大和ーこっちこ~い」 先生が少し声を大きくして大和とかいう奴を呼んだ すると、黒髪黒目のさわやか系男子が来た 「何ですか?夜桜先生」 「あのな、こいつの部活見学で来たんだ。」 先生が私の頭をぽんぽんっと叩きながら言った なんか子供扱いされてない? 私は少しむっと思ったが話中だから何も言わなかった 「ああ、君…理事長の甥っ子の」 ……あれ?この人…前にテレビでみたような 「そうだ、天野恵夛だ。 恵夛、こいつは剣道部の部長の日野大和-ヒノヤマト-だ。ちなみに三年だからな」 「よろしく」 日野…大和…………あ もしかして!! 「ねえ、もしかして男子全国剣道大会で優勝した日野大和!!?」 「ああ、そうだけど…」 「うわぁ……本物に会えるとは信じらんない!! て、いうかこのへんてこ学園にいるならもっと早く来ればよかったなぁ…」 「おい、へんてこはねぇだろ、へんてこは」 日野先輩は苦笑いしている 「あの、見学でしたよね?他の部活も行くんですか?」 ……あ……そうだった 「ああ、だから手短にしてくれ」 「分かりました」 †
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