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先生が教室を去った後、
教室はざわめきたつ。
「なんかすごく
大変そうです……。」
鈴はボソッと呟いた。
「魔法か……
覚えるって言ってもなぁ……」
透も呟いた。
「あ!そうだ。
ペアになりませんか、透君?
少しは魔法について
勉強してきたんです。」
「本当に?
他に知り合いもいないし
いいよ……というか
よろしく、だな。」
透は言った。
「決定ですね!
じゃあ……練習は
どうしましょうか。」
「学校の裏にある森の
中でやろう。
他は多分、生徒達が
たかってくるだろうし。」
「そうですね。
じゃあ行きましょうか。」
二人は教科書と魔法の
資料を持って、学校の
裏の森に歩いていった。
ちなみに森についての
説明を入れておくと、
魔植物採取のために
作られたそうだ。
森は割と広く、
知らない者が入れば、
迷うこともあるそうだ。
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