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魔物が蔓延る世界、
そこには魔法が生まれ
人々は魔物に対抗し
日々の生活を安定させていた。
魔法は特殊なエネルギーを
元に発動する、
“超能力”のような
ものだ。
この魔法は魔物の対抗する
手段として、また
日々の生活を豊かにする
手段として有効に
使われてきた。
魔法の使用についても
知識が集まり、学校を
開くことさえ出来るように
なったのだ。
そう。物語は魔法学校、
“カルスエリウ”の
入学式から始まる――
と、その前に……
この世界について
あまり知らないであろう
皆さんに、少し魔法に
ついて説明をしましょう。
魔法はイメージを基に形に
するもの。
故に詠唱なんてものは
必要ないのだ。
イメージというものは
思っているよりも大変な
もので形や、質感、
感覚等のイメージを
的確にしていかなければ
出来ないのである。
イメージの一つに
属性というものがある。
感覚のイメージに
近いものであるが、
火・水・雷・土・風・気・
光・闇、そして氷。
属性はエネルギーの
使用に密接な関係が
あるために人によって
使える属性が分かれるのである。
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