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「木見えてきたよ」
「後、少しだー」
二人して木まで走ろうとした時……
ゴロゴロゴロ
バキーン。
見事に雷は木に落ち…木は燃えている。
「木が……グスッ…木がぁぁぁ………グスッ…」
アタシは雷の恐怖感と木が燃えた衝撃で泣き出した。
その後、遥人が近くにいた人を呼びに行き、おおやけにならずに済んだ。
それ以来アタシは雷が嫌い。
雨も雷の影響なのだろうか…?
雷がまた近くに落ちたら怖い………。
だから、雨が降る日は雷が鳴りそうなので雨が嫌い。
これがアタシの雨嫌いの本当の理由。
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