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「お前なら、ルフィに手を出さないからだ!」
言いやがった、コイツ。
ブロードは、何度目かの溜息
「あぁ、そうっすか・・・。」
そんなに心配なら迎えにいけよとも思うが、妙に律儀なこの男の事だ。
10年前に交した約束『いつか追い越す』という約束を護り、自ら会いに行く気はないのだろう
「つーか、頭。さっきから言いたかったんですが。気持ち悪ィんで、ニヤケるのやめて貰えます?」
「だって、10年ぶりのルフィだぜ!?嬉しくなるだろー!」
「アンタの場合下心丸見えなんですけど。あと、俺は麦藁の船長には直接会ったことがないって言ってるでしょう。」
いい加減イライラが限界に達したのか、刀に無意識に手を伸ばすブロード
「で、本題なんだがな。」
シャンクスはにやけ顔から、真面目な顔に一変
「ルフィの貞操を護ってくれ」
ブロードの怒りが
「・・・・じゃぁ、まずはテメェを抹殺してくれるわァァァアア!!」
ドカン、と爆発した。
ブロードの叫び声を聞き、副船長ベックマンを始め、クルーらはこれから起こりうることを考え、胃に穴が開く想いだった
―END―
(頭、ブロードをキレさせるのだけは、勘弁して!!)
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