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ひんやりとした雰囲気が辺りを包んでいる。
ここは地下の洞窟……のちょっとした空間内。
ゴツゴツとした石が辺りを埋めていて……
上からは頼りないランプの光と小さな水滴が降ってる。
全く何で俺はこんなとこに入るんだ?
え~っと……確かことの発端は……
!?
「危ねぇっ!!」
鋭い風切り音と共に、俺の横をサーベルが突き抜ける!
マジで危ねぇ! もうちょっと横だったら死んでたぞ!
自分の脳天を貫かれる想像をしてしまい、冷や汗が……
俺は即座にステップを踏み敵から遠ざかる。
「お前っ! 空気読め! せっかく人が色々と思いだそうとしてたのに!」
そう言うも……返答はこない。
当たり前か……
俺へと即死並の攻撃したの中身のない鎧なんだし。
洋風の騎士が着てるような重量感のある鎧。
全体的に白、所々に金色の線が模様を描き、芸術性を引き出している。
その鎧が血を求めるかのようにサーベルを持って、俺に襲いかかって来るのだ。
ほんと……バイオより何倍もこえーぜ。
中身がないについては……まぁ、さっき色々あって中見えちゃったし。
鎧はゆっくりと動き始める。どこぞのロボット見たいに瞳を赤く揺らして……
ザ○かよ……
本当……何でこんな事になったんだ……
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