数字が見えるから拘ってしまう。

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移動売店でおやつを注文するときも、事前に電話してカロリーを確認した。 プリンは140kcalくらい。ヨーグルトの脂質カットで70g40kcalくらいがリミットだった。 ただ不思議なことに、これは何カロリーだと解ってると食べたくならないのに、 包装が解らない状態でっうぞ、と勧められる分には抵抗なくいただけることに気付いたり。 体重の数字も、10の桁が変わるときはどきっとしたけれど、40kg台も一月ほど経ったらこれで普通と思えてくる。 食べ物のカロリーも、表示見てしまうと少ない方を選んでしまうけれど、無ければ何でも美味しく食べられる。 摂食の人が数字に拘るのは、評価の基準として解りやすいからだろう。 増える・減るとか テストは100点を目指すとか 何キロまで減量できたら合格とか。 自分で自分を評価してあげられないから、解りやすい数字に頼ってしまうんだ。 体重の増減なんて日によってほんとはまちまち。 母に体重計を捨てられた時はかなりの喧嘩になったけれど、今は自分から測りたいとも思わなくなれた。
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