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初めてメール来てから、毎日のようにメールした。
週1のクラブじゃあほとんどと言っていいほど話さなかったのに、なぜかメールでは話が弾む!
でも私…
季節は高3の夏。
本格的に受験勉強しなきゃならない。
だから…
さようなら…
って!
付き合ってないのに言うのも変な話だし、メールしてこないでって言うのも残酷で…
だって学年ちがうとめったに会うことないじゃない?
私たちの連絡手段は、携帯メールでしかないんだ。
それさえ奪えば完全にさよならだよ。
気持ちには薄々気づいていたくせに
手放せないのはなんで?
恋か…
同情か…
それすら分からなかった。
私が認めたら負けそうな気がして。
…ん?
何に負ける?
認めるって、何を?
そんな、複雑な、曖昧な関係が続いてた。
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