プロローグ

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最近…彼女の夢を見る… 闇の書事件の時…シグナムたちと戦い… 倒れて… 夢を見て以来…ずっと… なのはとフェイトは聞いてきた…その子の名前を… 俺は答えた…彼女の名前を… 名前を言うと…なのはとフェイトが目の色を変え、いろいろ聞いてきた… 何でそこまで聞くのか…わからなかった… 少しだけ…話してあげた… 彼女の事を…彼女とどーゆー関係なのかを… ただ…最後の言葉を言うと…なのはとフェイトは謝ってきた…… 俺が言った言葉…そう…… 「守れなかった……」 それで察した、なのはとフェイトは謝り…何も聞いて来なかった それでも俺は…時々、夢を見る…… 彼女の…彼女と過ごした日々を…… 楽しかった日々を… 守れなかった日々を…… 俺は胸に手を当て、彼女の名前を呼んだ… 「かなで………」 その名前は…誰に聞こえるわけでもなく…… こだまするように消えていった……
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