318人が本棚に入れています
本棚に追加
朝……
携帯がなっている音で目を覚ました
「誰だよ…こんなに朝早くから……」
時計を見るとまだ6時をちょっと過ぎた時間だった…
携帯を探すように手を動かし見つけると、電話に出た
「…はい……」
まだ少し寝ぼけて、しかも寝起きだったために変な声が出た…
電話の相手は…
「もしもし、レイン君?私、なのはだけど」
電話の相手はなのはだった
「なのはか?どうしたんだよ、こんなに朝早く…」
「ごめんね…どうしても…伝えたい事があってね」
「何だ…言ってみろよ」
「その…レイン君…今日は暇かな?」
なのはは戸惑いながら聞いてきた…
「仕事もオフだから…暇だけど…」
「本当!?だったら、買い物に行かない?」
「買い物?」
「うん!あ、嫌だったら…いいんだけど…」
なのはの声がかなり沈んだ
これを聞いたら断る訳にはいかないか…
「いいよ、付き合ってあげるよ」
「本当に!?ありがとう!?」
電話越しでも分かりやすく喜んでいる
なのはは喜びながら言ってきた
「集合場所や時間はあとでメールするね!!」
「ああ、わかった」
「それじゃあね、朝早くにごめんね」
「気にしてないよ…心配そうな声をするな」
「うん、わかった…また後でね」
そう言うとなのはは電話を切った
電話を閉じて、二度寝しようと思ったが…
目が綺麗に覚ましていた
「仕方ない…起きるか…」
俺は体を起こして、顔を洗いに向かった
最初のコメントを投稿しよう!