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なのはたちの買い物に付き合うのは大変だった
最初は雑貨屋に行くと、靴屋、そして洋服屋といろいろ周っている
俺の手にはたくさんの袋が両手に提がっていた
なのはたちはそんなに買い物をしていない…予算もわかっているらしく、これと決めたものしか買っていない
なのに、何で…両手にこんなに袋が提がっているかと言うと、簡単だった
3人も居るからだった
3人が買い物すれば、3人分の袋を持たないといけない。つまり、袋の増える量が3倍になるわけだ
その3人は洋服屋であれをこれをと話していた
なのは「ねぇ、この服似合うかな?」
なのはは一枚の服を手に取ってフェイトに見せた
フェイト「こっちの方が似合うと思うけど」
フェイトもまた一枚の服を手に取り、なのはに見せる
なのは「えぇ~。それ、フェイトちゃんの方が似合うと思うよ」
フェイト「そうかな?」
はやて「なぁ、なぁ。これはどうや?」
はやてもまた一枚の服を手に取って見せてくる
なのは「それ、可愛い!」
フェイト「はやてに似合うと思うよ」
はやて「えへへ、そうかな~?」
はやては照れたように答えている
こんなやり取りがもう1時間以上続いていた
そして、俺は1つ気づいた
女の子の買い物はすごく疲れると………
それでも俺は不思議と嫌な気持ちは出てこなかった
レイン「本当に楽しそうだね…あの3人…」
俺は自然と微笑んでいた
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