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「ったく…少しは反省してくれよ」
俺はその場を後にした。
時刻は18:43分。今俺達は部室にて反省会を繰り広げていた。
「とにかく、萩原は節操がなさすぎる!」
部室が珍しく疲れた顔をしていた。
「そうよ。亮太はギャグに走りすぎ。家でおとなしく自家発電でもしてなさいよ。」
「おい美咲、そいつぁひでぇ言い分だなァ?俺にはセ○レがいるから自家発電なんざしねぇぜ!」
「知らないわよそんなことっ!」
あぁ…どんどん荒れていく…
俺は風子に救いを求めた。
「風子、この荒んだ部室を元に戻してくれよ」
「…仕方ない。今度でいいんなら。」
「それじゃ遅すぎるよ!」
「まーまー先輩。落ち着いて。はい深呼吸」
「すーはーすーはー」
「そうその調子」
「おっけい。落ち着いた」
風子は、親指をグッとたて、清々しい表情をした。
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