それはいきなりステルスだ!

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「そうだ。新入部員を募ろう!」 突然、あれだけぐちゃくだった場がまさしく鶴の一声。静まり返った。 全員、頭の上にはてなマークを浮かべている。 「いや実はな、我らが潜入部、おとり潰しの危機なんだ。」 全員、はてな追加です。 突然の部長ワールド(明るい空気を凍らせる程度の能力)なのでみんな直撃をくらったようだ。 俺はかろうじて口から声を出す。 「で、でもなんでですか?なんで潜入部がやばいんですか?」 「そんなの簡単な話だろう。部活じゃないからだ。」 そう。潜入部が非公認でやってるのは理由があるのだ。 ただ純粋に人数不足。 部員6人以上と顧問がいなければ部活として活動ができない。 今までは非公認ながらも堂々と活動していたのだが(潜入を部活にしているのに堂々していいのか?なんて愚問だ。)しっての通り生徒会長が厳しい人で、非公認部活を一掃すると言っていた。
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