それはいきなりステルスだ!

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「鍵はかけてね?」 「了解。美咲もじゃあね」 「うんっ!また明日」 二人は出て行った。 「じゃあ帰ろうか」 風子はこくりと頷いて部室の外に出た。 「あれ?鍵持ってない?」 「ないお」 「マジかよ…ちょっと探すの手伝ってくれ」 「おうけい任せとけー!」 二人で鍵を探す。しかしいっこうに見つからない。  完全に日も暮れたので部室の電気をつけた。 「ここまでさがして見つからないとなると誰かが持って帰った線が有力。」 風子は疲れたのか椅子に座る。 「たしかに。連絡してみるよ」 萩原…はセ○レと交戦中だったな。美咲にしよう。 プルルルという電子音が数回続いたのち、美咲がでた。
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