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休憩も終わり、授業が再開。
俺は萩原と談笑しながら時間を潰した。
☆
「次の授業は?」
「体育だ。体育だ。」
「萩原、二回も言わなくていいよ…」
と、いうわけでジャージに着替え、体育館に集合した。
もちろん、女子の着替えを見ようと更衣室に行って袋だたきにされたのは言うまでもない。
「それじゃあ、球技やんぞ」
体育教師が声を張り上げた後、倉庫を指差した。
「あそこにあるボールならなにしてもいいぞ。以上。」
男子も女子もワァーッと盛り上がる。
「それじゃあ総一、玉転がしやろうぜ!」
「はぁ!?なんで小学生みたいなことやらなくちゃならんのだ!」
「ボールは、俺のでいいからよ!」
「黙るフォイ!」
俺は勢いよく萩原の股間を蹴りあげてから倉庫に向かった。
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