それはいきなりステルスだ!

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「さっさと次行こうよ」  食堂を出た後は旧校舎の一階。 階段をすべて使って踏破すると、ステルス3から連絡があった。 『グラウンドにも行ってほしーんだ』 「ん。わかった。他には行くところある?」 『んー。あ、体育館だ』 「りょうかい。ステルス5アウト」 「手分けしたほうがはやくないか?」 急に萩原が提案してきた。 全員にむけての回線だったので萩原も対応がはやい。 「じゃあ萩原は体育館。俺はグラウンドに行くよ」 「わかったぜ!」 萩原はすぐに体育館に向かったので俺もグラウンドに歩みを進めた。 グラウンドに到着すると同時にインカムで連絡をいれる。 「こちらステルス5。聞こえますか」 『こちらステルス3。音質良好ですよー。』 『こちらステルス4。オーバー』 『そっちもだいじょーぶ。』
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