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「てかロケランですか…」
こないだ思いつきでメタ〇ギアを風子に作らせようとしてたからな…
ロケランなんて良い方か。
「あーそうそう。これあげるー」
手渡されたのは…なんだこれ?
先端になんか尖った爪のようなものがついており、紫色の取っ手には黒いグリップがよく映える。
よく見ると先端と取っ手は離れるようになっているようだ。
「なにこれ?」
「フックショット」
「はぁ!?あのゼルダ〇伝説に出てくる?たしかに似てるけど。」
「画期的な発明だとおもわないー?下のトリガーで発射、戻すときは全部伸びきったら自動で帰ってくるよー」
試し撃ちしてみることにした。
部室の窓側に寄り、扉側にある壁に刺す。
バシュッ!
ジャリジャリという鎖の音が聞こえ、壁に刺さった。
「うおっ!?」
引っ張られる!
「うぎゃぁぁぁああああ!!」
机にガツンガツンと当たりまくり、最終的に扉側にこれた。
「だいじょーぶ?」
「あ、ああ。大丈夫。それにしても凄いなこれ」
「そのうちロングバージョンも作るから楽しみに待っててねー」
風子は無邪気に笑顔を見せた
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