13人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は、ケンジ。
今は医師を目指して医科大に進んで早2年…―。
友達である大和、橘、それに実習仲間であるカナと楽しい毎日を過ごしている。
――――――…
――――…
ケンジ:『やーまーちゃん♪』
ガバッ
俺は大和の体に後ろから抱き着く。
大和:『ぎゃっ!!―…抱き着く癖止めろって!』
大和は俺を振り払い、慌てて振り向く。
ケンジ:『1日一回は抱きつかな!』
大和:『なんじゃそりゃ!!今、用事中!邪魔すんな。』
見ると、大和はノートパソコンで何かしていたようだ。
ケンジ:『毎日毎日ノートパソコン開いて。何してんの?』
大和:『バイトで忙しいから、こんな時間も調べ物せなあかんの!…―小児がんについて。』
ケンジ:『さすが大和~♪♪勉強した後、俺にも教えてな!』
大和:『調子えぇな…でもコレ自分が好きで調べてるだけやで?勉強じゃなくて…』
ケンジ:『え~の!大和が言う言葉は耳に入りやすいから。先生よりな!』
大和は照れ臭そうに笑った。
最初のコメントを投稿しよう!