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海凪が跳躍した後にミサイルが着弾し、民家のいくつかが吹き飛び爆風がくる。
海凪「祐、学校はまだ見えないのか!?」
祐「…え、あ、あそこです!」
今まで起きた様々な出来事に混乱しながらも小さく見えた学校を指差す祐
目的地が見えたことでスピードを少し上げる海凪。民家の屋根や電柱の上を蹴りながら道ではないところを真っ直ぐ進んでいく
男の声『おかしい…』
海凪「あ?どうした」
男の声『追っ手が来ていない』
海凪「撒いた…わきゃねぇよな。罠か?」
男の声『…索敵をしたいところだが、今ここに冬美がいない』
海凪「仕方ないだろうが、あいつは今日久しぶりの休暇じゃねぇか」
という会話をしながら着実に学校へ近づいていく
海凪「よし、もうすぐ学校のグラウンドだ。あいつら、祐を転送したら覚えてろよ、粉々にしてやる」
男の声『転送陣を開く』
海凪「ああ、頼むぜ」
男の声『転送陣、展か……ん?これは!海凪、ステルスだ!五十メートル先に遠距離型がいる!』
海凪「なっ!?」
海凪が驚き慌てて左へ跳躍する。先程まで海凪が通っていた場所へ何かが高速で通り過ぎる。貫通力の高い弾丸が通り過ぎたのだった。また、それを避けることを考えて後ろからミサイル攻撃が来る
海凪「っ!何処に隠れてやがったんだ」
男の声『海凪、下だ!』
海凪が下を向くと刀を持った人の形をした何かが向かってくる。海凪がそれに反応し下に向かって片手で大剣を振り下ろす
金属がぶつかり合う音を出し相手が地面に叩きつけられる
学校の方から発砲音がしたと同時に海凪は大剣を前に出し盾にする
海凪「くっ!雑魚どもが群がりやがって!」
海凪が民家の屋根に着地すると、海凪の足についている輪っかのようなものが赤く光る
海凪が跳躍するために屋根を蹴りだした、次の瞬間。民家の屋根は潰れ、海凪は学校へと大跳躍した
海凪「圧力キツいが我慢してくれ」
スピード0の状態から物凄い速度まで加速した状態、祐へ大きな圧力がかかる
海凪「今だ!転送陣を展開しろ!」
そう海凪が叫んだ瞬間、海凪にミサイルが着弾する
爆発は不可視の何がガードするが衝撃全ては受けきれない。海凪は跳躍した状態、つまり空中にいた。海凪はバランスを崩し祐を下へと落としてしまう
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