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幼い頃から、私は本が好きだった。
たくさん読んで来た中で、特に吸血鬼の話に私は魅入られた。
小さい頃からずっと、吸血鬼やミイラ、フランケン・シュタインなどが本当にいるって思ってた。
その事で、周りの友達に虐められた事もあった。
だけど………
私は、信じてたんだ………。
私の名前は、露杜 蓮(ロウズレン)。
普通の高校に通う一年生。
両親とも仲が良く、幸せな家庭で育った。
私は、両親が大好きだった。
私の前では絶対に喧嘩なんかしないし、何より、ツライ表情一つ見せない明るい両親だったから。
我が家はいつも、笑顔に満ち溢れていた。
そんな日が、ずっと続くと思ってた……。
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