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夏穂に引っ張られ、真由佳ちゃんと遊びはじめると、彼女は…………佑希帆は、ご飯のしたくを始めた。
二人で遊びだしたので、台所に立つ佑希帆の隣に行く。
「わっ、びっくりしたぁ。」
「何か、手伝うよ???子供達だけで遊びだしたし………」
狭い台所ではないが…………俺がでかいのか……???
ときおり触れる身体に、脈が早くなる。
「あっ、小原くん………そのボウル取ってもらえる??」
頼まれたボウルには、可愛く刻まれた野菜が………
宙を舞っている…………。
渡し損ねたボウルが、派手な音を立てて床に落ちる。
俺は………慌てて拾う。そうでもしなければ、そのまま佑希帆を抱きしめてしまいそうだった。
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