7人が本棚に入れています
本棚に追加
投稿して1分も経たないうちに着信の嵐が鳴り響いた。
「うわっ…うわぁー…」
100件近くの未読メールに驚きを隠せない。
私は、1件1件をワクワクしながら開いた。
写メ付きのメールも何件か入っていた。
〔カッコいい人、多いなぁー…〕
写メを見ていると自分なんかが出会い系をして良いのかが不安になってきた。
「写メ付きの人は止めとこ…
楽しそうな感じの人で…」
ただ、メル友を探している人を探す。
“暇潰しにメールしよう♪”
朔は、このメールに返信することにした。
『初めまして
これから宜しく(^^)/』
初のメールにしては、そっけなく送る。
色々考えたが、内容が思い付かなかったのだ。
“♪~♪”
2分も経たないうちにメールが返ってきた。
〔はやっ…〕
ドキドキしながらメールを開く。
“宜しく♪
軽く自己紹介するね♪
俺、17で名前は和哉だよぉん♪
彼女いるんだけど、なかなか時間合わないから、メールで気軽に話せる女友達欲しかったんだよね
それでも良い?”
〔彼女居るのか…
でもけじめ付けてる感じでなんか良いなぁ…〕
ガッカリしたような尊敬したような変な気持ちになる。
“大丈夫だよ(o^')b
私は、16で名前は朔だよ”
カチカチと慣れない手つきでメールを打つ。
2つの事を除いては、私は、正直に和哉にメールで話した。
最初のコメントを投稿しよう!