1人が本棚に入れています
本棚に追加
だから僕は、ずっと友達として過ごしてた。
誰にも気持ちは言わなかった。
それでも、いつかは気持ちを伝えられたら、って考えてた。
けど、君は、好きな人ができたんだね。
だったら僕は、友達だから笑顔で言うよ。
嘘をつくよ。君のために。
「そうなの!?応援するよ!」
応援しないよ。
むしろふられることを望んでるよ。
泣く君を慰めて…なんて。
サイテーだね、僕。
「…ありがと」
少しして嬉しそうに笑った君。
胸が締め付けられる。
君はひどい。
最初のコメントを投稿しよう!