1490人が本棚に入れています
本棚に追加
/337ページ
南君が心配になり前を見た時…
ゾッとしました…
表情のない老人達が車の中の僕達を覗いていたんです…
ただ、ビックリはしたが悪寒を感じない…
僕には怖さはあるが、死ぬかもしれないヤバさが分からなかったんです。
「そんなにヤバイの?」
「こんなに危険な場所だとは思わなかった…
私達も…無事に帰れるか分からない…けど…この車が最後の砦みたいな物だから…絶対に出ないで…」
僕の質問に怜菜はそう答え、僕の手を強く握りながら涙を流しました…
それを見て、僕達が置かれている状況のヤバさを悟りました。
最初のコメントを投稿しよう!