1490人が本棚に入れています
本棚に追加
/337ページ
ろ…老人の死体!?
そう思い恐る恐るゆっくり近付く…
近付くと全体が良く見える様になった…
どこかで見た事のある服装…
み…南君!?
そう理解した瞬間…
怖くなって変な汗が出てきて、体が震え動悸がしました。
震える足で、さらにゆっくり近付き、俯せになっている南君を仰向けにする…
血の気が引きました…
顔がシワだらけで、白目になり、口が半開きになっている。
それを見た瞬間、ボロボロと涙が出ました…
「…ごめん…ごめん…――」
小さな声で何度か謝った
その時…
南君の体が微妙に動いたんです。
まさか!と思い、首元を触る…
ドク…ドク…
動脈に触れた…生きてる!
その瞬間、南君を抱き抱え車へと急ぎました。
最初のコメントを投稿しよう!