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怜菜の頭に手を添え
「…精神…本人の意識が戻ったんですか?」
と聞くと、Drは少し間を開けてから答えました。
「…意識はね、先程大暴れと言う形で戻った為、麻酔で寝かしたよ…」
「お…大暴れ…!?」
思わず声に出して驚くと、Drは机に置いてある封筒を僕の前に差し出した。
それはある病院に対する招待状だった。
僕はその病院を知っていた…
精神病院だった。
南君は搬送用の車で向かい、僕達は南君の母親にこの事を話して、すぐにその病院へと向かう…
南君の母親は車で来たが本人を見て泣き崩れて運転出来る状態ではなかった為、僕の車を怜菜に頼み、僕が代わり母親の車を運転をしました。
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