神失 望

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望は紙を見た。 神失 望「あ…」 早乙女 美希「あ!また一緒だね!望君!」 神失 望「そうだね…(最悪!流石!留置場だな!生徒を失望させるクラスを組みやがって!)」 早乙女 美希「一緒のクラスになれた事だし!早くクラスに行ってみよ♪」 神失 望「そうだね…」 二人はクラスへ向かった。 一年B組 入口。 早乙女 美希「結構、上ったね♪」 神失 望「あ~…七階まで階段は辛いね…(流石…留置場…生徒に教室に行かせる希望を無くさせる…)」 早乙女 美希「そうだね♪とりま、教室入って休もう♪」 神失 望「そうだね…」 ガラガラ 早乙女 美希「わ~♪綺麗な教室♪」 神失 望「うわ~…(気持ち良い空間にわざとして、生徒を眠らせて単位を落として退学か留年させる気だな…)」 早乙女 美希「とりあえず、座ろうか♪」 神失 望「あ~…」 早乙女 美希「望君の席は何処だった?」 神失 望「私は…右から3列目の後ろから3番目だから…ここだね。」 ガラガラ ストッ 望は席に着いた。 早乙女 美希「望君はそこか~♪私は何処かな?」 神失 望「…(なんか、不吉な予感が…)」 早乙女 美希「え~と…右から四列目の後ろから…三番目…」 ガラガラ ストッ 美希も席に着いた。 早乙女 美希「あ!また望君と隣だね!これって神様のお陰で隣にしてもらったり一緒にしてもらってるのかな?(笑)」 神失 望「かもな?(畜生!神の野郎!)」 ガラガラ 教師「皆!席着け~!」 早乙女 美希「先生来たね♪結構、若くない?」 神失 望「確かにな…」 教師「え~…今回、このクラスを受け持つ事になりました。」 カッカッカッ ダンッ! 山岸 誠「山岸 誠(やまぎし まこと)です。これから、一年間よろしくな!」 神失 望「一年間、地獄だな…」 山岸 誠「先生は、まだ皆の名前、顔、性格等を覚えていない!だから、明日のホームルームに自己紹介をしてもらう!そして、皆に課題だ!明日!皆にとっての春はどんなものか聞きたい!明日の自己紹介の時までに考えとくように!」 皆「え~!」 神失 望「だる…」 早乙女 美希「面白そ♪」 山岸 誠「じゃ!号令!」 起立! ガラガラ きおつけ! …… 礼! 皆「ありがとうございました!」 早乙女 美希「望君♪一緒に帰ろう♪」 神失 望「あ~…」
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