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神失 望の名前
ガラガラ
山岸 誠「まあ、入れ。」
伊藤 大翔「失礼します。」
ガラガラ
バタンッ
山岸 誠「神失君の事何だが、あいつの名前が何故、神矢じゃなくて神失なのかはな。」
伊藤 大翔「はい。」
山岸 誠「神失君のおじいちゃんがおばあちゃんと結婚した時に、おじいちゃんが矢というじを失と書いてしまい…あんな名前になってしまったんだ…」
伊藤 大翔「それだけですか…?」
山岸 誠「あ~…」
伊藤 大翔「あの~…普通…役所の人…気が付きますよね…?しかも、もしみすっても望は可哀相だと思うのですが…」
山岸 誠「実は、不幸な事に役所の人が新人の入社四ヶ月の人で、名前のミスに気が付かずに提出してしまい、そして名前のミスに皆気が付かずにそのまま流して、パソコンで名前をコピーしたのに気が付かれず、そして神失という苗字の札を貰って気が付いたのが…望が生まれて三日後に気が付いてしまったと…」
伊藤 大翔「どんだけですか!?普通気が付きますよ!」
山岸 誠「だよな~…」
ガタンッ
伊藤 大翔「先生!とりあえず、ありがとうございます!望君に謝って来ます。」
山岸 誠「あ、あ~。」
ガラガラ
伊藤 大翔「失礼します。」
ガタンッ
山岸 誠「しっかり、してるな~。」
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