いつからだろう?

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社員食堂の隣、かなりのスペースをとって造られた託児ルーム。   そのお城のような一角に、暇さえあれば現れる男。 我が子にデレデレの滝山だ。 滝山の隣にはもちろん、グッチが不機嫌そうに立っている。   「ソノ ジョウネツヲ シゴトニソソゲバイイノニ……マンネン ヒラシャイン」   毒舌は絶好調だ。 「泣かないですーちゃん。パパまで悲しくなりまちゅよ~。そうだ!チュウしてあげまちゅよ~」 滝山の腕から、鈴がフワリと離れる。 「はい、ストップ!修二くん、赤ちゃん言葉は止めてね?それに、鈴は保育士さんに任せてるから」 冴子は我が子を、苦笑いの保育士さんに手渡す。 「お昼休みくらい、いいじゃない~。冴子さんの意地悪……でも、好きだよ」 ラブラブは相変わらず。
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