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「うーん、なにか間違えちゃったかな…やっぱり設計図なしで作ったのが不味かったかな?」
その時。
「うわ、動いた!!!」そのロボットは足はローラー型になっておりそのロボットが動くときには必ずローラーが回るようになっている。
つまりローラーが動いたということはロボットの意志で動いたということだ。
「おぉ、動いた動いた。」
カークは子供のように興奮していた。
「わかるかい?君は僕がつくりだしたんだよ」
するとロボットは喋り出した。
「ボクヲ、ツクッタ」
「おぉー、喋った、凄いぞ!!」
「……………」
「おっとごめんよ、君はちゃんと自分の意志をもてるように作ったんだ、だから君は、体は違うけど僕たち人間とあんまり大差はないんだ。ちゃんと意志があり、物だって記憶することだってできるんだ。」
「……………」
「そうだ、自己紹介をしないとね、僕の名前はカーク、よろしくね。君はまだ名前がないんだね。そうだなぁ………丸いから…コロ!!!」
「………コロ……」
「ってこれじゃ犬だな……じゃあ四角くないけどキューブ…」
「キューブ…キューブ…キューブ」
「ん、なに?気に入ったの?じゃあ君はキューブだ。よろしくね」
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