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世の中には人間が知らない事が億千と存在する、まぁ一部の奴らは神などを信じるのもいるがな。
なんでいきなりこんな話をしてるかと言うとな、それは死神とか閻魔とかは実在するって事をまず言う、あっ因みに死神も閻魔も本に載ってるような姿じゃなくて人と全く同じ姿で人間界で住んてるんだ。
そんで俺『比良阪 翔(ヒラサカ ショウ)』は今とても慌てている、何故かってそりゃあな
「朝食はまだですか、比良阪」
あの椅子に座って偉そうに言ってる見た目俺と同い年(因みに俺は高二だ)の少女がさっき言った閻魔様なんだ。俺はキッチンから顔を出し
「もう少しお待ち下さい」
そう言うと閻魔様はわかりましたと言ってテレビのニュースを見始めた、それを確認した俺はまたキッチンに戻る
(俺何かした?仕事はちゃんとしてるし、閻魔様を怒らすような事はしてない……筈、だとしたら何故俺の家に?)
考えれば考える程泥沼にハマるので一旦考えを打ち切り朝食を作るとしますか
―――――
―――
――
「よし完成」
朝食はみそ汁に卵焼き、それに鮭の塩焼きにして和風で固めてみた、はたして閻魔様の口に合うかどうか。そんな不安を抱きながら朝食を居間に運ぶ
『いただきます』
お決まりの挨拶をしてから閻魔様は卵焼きを食べる、内心かなり不安だ
「中々美味しいです」
「ありがとうございます」
良かったぁと胸をなで下ろし自分も朝食を食べ始める
――――――
――――
『ご馳走様でした』
朝食を終え洗い物をしましてチラッと壁に掛けてある時計に目をやる。7時、まだ余裕があるな、そう思い朝思った疑問を聞こうと閻魔様に声をかける
「閻魔様…」
「何故ここに居るのか…ですね」
俺が聞かんとする事が分かってあたように閻魔様はコーヒーの入ったカップを片手に持ちそう呟いた
「では…」
「はい、説明します」
長くなる話なのか一口コーヒーを飲んだ閻魔様、そして一息ついてからここに来た理由を話し始めた
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