じゃまするやつはゆびさきひとつでだうんさ

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16:00の面会時間ちょうどに来た彼の家族である。 私はカーテンを閉めていたので、声から察するに父母と男の兄弟が2人?の計4人くらいが見舞いに来たようだ。 兄弟は歳も近そうだし、やや騒々しい感じにはなったが、まぁ、仕方無い。 すると…隣からはガサゴソとコンビニ袋っぽい音が聴こえ… さらに鶏の唐揚げっぽい香りが漂ってきた。 『えっ、鶏唐弁当?まさか?!』 そのまさかである。家族は弁当を食べ始めた?! どうやら本人は食べていないようだが、炭酸系の甘い飲み物の香りも漂う。 時間は16時…そしてここは病室内…(・∀・)エッ?? もう一度(・∀・)エッ?? こんな場所で?こんな時間に? 談話室で食えよテメーら (゚Д゚)アン? さらにおやつとして缶詰めのフルーツっぽい匂い… さらにさらに菓子をバリボリ食べる音… しかも菓子に至っては一番バリボリ食べているのが父親… あんびりーばぼー 父「おう、お前もお菓子食べるか?」 病人ケン君(仮名)「…ぅん……食べたぃ…」 父「あ~病人はお菓子なんか食べちゃダメなんだぞ~先生に言ってやろ~せんせ~い、看護師さ~ん、コイツがお菓子食べたいとか言ってま~す(笑)」 (゜o゜;)←私
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