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朝の嫌い発言は、思った以上に翼にダメージを与えていた。
いつもなら桜と無理矢理ランチも同席し、仕事終わりも食事や映画など誘う翼。
挨拶などはいつもと変わらないが、過激な表現はまったくしなくなったのだ。
あれだけ毎日のように言っていた大好きも口にださない。
「最近静かだなー、翼。もう諦めたのか?」
「んー?好きだよー。」
カタカタとキーボードを打ちながら、涼しい顔で答える翼
これには瑛太も驚き、目を見開いた。
「お前、そんなクールな奴だったっけ?」
「んー、そかなぁ。」
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