魔法祭開催?

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「グループが決まりました…」 「やっと決まったのか…」 ルークはうんざりしたように言った。 「やっと……ってどういう意味ですか?」 レオンがルークに不思議そうに言った。 「教室を見渡せばわかるよ…」 ルークが言った。 「わかりました」 レオンはそう言うと教室を見渡したが唖然としてしまった。 「何で俺達しかいないんだ?」 レオンが言った通り教室には、ルークを含め9人しかいないのだ。 「お前達が話に夢中になってたからだよ!」 ルークは青筋を浮かべながら言った。 「まあそんなに怒らないでくださいよ。明日から休みなんですから」 「まあ……それもそうだな!」 レオンの言葉を聞いたルークは急に穏やかになった。 次の日から休みというだけでこんなにも変わるなんてルークはかなり分かりやすい奴みたいだ。 「じゃあ報告も終わったんで帰ります」 レオンはそう言うと皆の所に戻り、レオン達は帰っていった。 「さてと俺も帰りますか」 ルークはそう言うと『転移』といい部屋に戻った。 「レオンさん」 「どうした。マナ。」 「私達8人が一緒に修行をする事が出来る場所なんてあるのかなって思ったので…」 「それなら大丈夫だ」 「本当ですか?」 「嘘をついてどうするんだよ……大丈夫だ」 「なら良いんですが。あと場所は何処なんですか?」 「それは明日教える。だから明日は9時頃に学校の門に集合だ」 「「「「わかった(ました)」」」」 「じゃあまた明日」 レオンは皆が言ったのを確認すると、自分の部屋に戻っていった。 「じゃあ私達も帰りましょうか。じゃあまた明日」 「「「「また明日」」」」 レオンに引き続き皆も部屋に戻っていった。
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