狂い舞い
3/5
読書設定
目次
前へ
/
36ページ
次へ
しかし、青年は在る事が気に掛かった。 娘が、嬉しそうに笑っている。 よろよろと頼りない歩みで、時折、伸ばした手を握り、何かを捕まえようとしているらしい。 空を見上げて、揺れる眼は、何かを目で追っているのは顕らかだ。 何が見えるのだ。 何が嬉しいのだ。 青年は唾を飲み込み、娘の方へ歩み出た。
/
36ページ
最初のコメントを投稿しよう!
14人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
21(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!