開始します

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朝食を食べようとした時 “それ”は突然現れた―― 家のインターホンが誰かに押され家中に鳴り響く 私はモニター越しに確認すると、玄関に向かう 閉めていた鍵を開ける 「こんにちは、黒豹宅配便です。 サインかハンコをお願いします」 伝票をこちらに渡してくる 伝票を受け取りハンコをゆっくり押す 「こちらがお届け物になります」 配達人は荷物を渡すとバイクで走り去った 宛先人は……と 株式会社パブリック 住所は不明―― 何で私に?
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