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「雪、そんなに緊張しないで。これから2人っきりなんだから仲良くやっていこう。」
そう言った隆也の言葉に優しさを感じて雪は目を細めた。
自分は幸せ者だ。
施設も大好きだったが、隆也のことも尊敬しているし、何より学校にも通わせてもらえるのだから。
「はいっ。隆也さん、ありがとう。これからよろしくお願いします。」
無邪気に笑う雪の頭を隆也が優しく撫でる。
ねぇ、こんなことになるなら
ここに来ない方が良かったかな?
今は素直にありがとうも言えないの
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