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その後もマドンナとの不倫疑惑、離婚等のスキャンダルは続き
肝心の野球も今まで故障と無縁と呼ばれたのが2年連続で故障し開幕から出遅れ。
しかし変わった点もいくつかある。
まずチャンスに打てないと言われた汚名は2009年のポストシーズンで返却した。
またチームメイトとの不仲説も自分から一声かけたりと一蹴。松井秀喜がNYに凱旋した時は抱擁も見せた。
近い将来
彼はバリー・ボンズの持つ通算本塁打記録を塗り替え歴代トップに踊りだすだろう。
おそらく記念のボールはアスタリスク付きで消える事のない汚名と共に殿堂に寄贈されるはずだ。
打撃も本調子とはいえない中
打席に入る度に彼はブーイングを受け続ける。
しょうがない事だ。いくら表面のイメージを取り繕ってところで過去は変えられない。
だが彼……いや、アレックス・ロドリゲスがスーパースターでいるには打ち続けるしかない。
その背中を見てアレックス・ロドリゲスという男がやはりステロイドなしでも偉大なプレイヤーであると認められるまで
彼は今日もステロイドという十字架を背負って打席に入る。
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