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俺は今歩き慣れた通学路を歩いている。
基本的にはマイペースなのだが、遅刻は何となくしたくないから、ちゃんと起きて毎朝学校に向かう。
まぁ~、普通の事なんだけどね。
それに学校は楽しいし、逆に毎日行きたいぐらいだ、勉強は嫌いだけどね・・・。
そんな事考えてると聞き慣れた声が後ろから聞こえてきた。
「おぉ~い!勇~!」
「おっす!今日も相変わらず元気そうだな~爽太」
「勇の方もな!」
彼の名は溝口爽太(ミゾグチソウタ)
同級生であり、頼れる相棒といった感じだ。
高校に入った当初から気が合い、何をするにもいつも一緒につるんでいる。
何と言っても爽太の特徴はその笑顔だろう。
いつも笑顔を絶やさずにいて、周りに笑顔を振りまいてくれる。
そんな奴だからこそ俺はいつも爽太とつるんでいる。
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