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「……………」
父が部屋を出て、初対面の2人が残された。
『…どうしろと?』
蓮は微動だにせず、立ってる。
「…ハァ…」
小さく溜め息を吐き、蓮に話掛けてみた。
「…蓮くん? とりあえず座ったら?」
…………
蓮からの返事はない。
時計を見ると、まだ8時前だ。
「私もう少し寝るから、好きにしてて。」
そう吐き捨て、再びベッドに入った。
♪~♪~。
聞き慣れた音楽で再び目が覚めた。
サイドテーブルに置いてある携帯に手を伸ばし、寝惚けながらに出た。
「…は ぃ、」
「「瑞希?まだ寝てるの?」」
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