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あー
やっちまった
あーぁー
やっちまったよ
せっかくの一緒の委員会から始まる、ハイスクールラブライフが…
友紀は制服のまま自分の部屋に大の字で寝転んでいた。
素敵な高校生活の始まりは、自ら繰り出した跳び蹴りによって消えてしまった…
くそう、光司のせいだ、バカ光司め
あー…どうしよう…
絶対、嫌われたよな…
話しかける前から跳び蹴りって…
絶望的…
あぁ…私の王子様…
「何ブチブチ言ってんだ?てかおまえ、部屋でも大の字かよ。せめて足は閉じろ。十になれ」
「は?」
このさっきまで聞いていたイヤミな声は…
「姉ちゃーん、光司が来たよー」
家のどこかから友紀の弟の声がした。
「言うのが遅い!」
友紀は急いで起き上がり、どこかにいる弟に向かって叫んだ。
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