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「その態度のデカさは相変わらずだなぁ、こうちゃん」
友紀はグリグリと光司の背中を踏みつける。
「あ、そこそこ。いいねぇ~、ゆっちゃ~んもっと強く~」
「ここか?ここがいいのか?」
「あ~、いい~、気持ちぃ~、もっと~」
「オラオラ、昇天しやがれ」
「姉ちゃん…それ何のプレイ?」
弟が変な顔をして部屋をのぞいていた。
「勝手に見んなぁぁー!」
友紀は慌ててピシャリと勢いよく入り口を閉めた。
「あー気持ち良かったのにー」
「あんたも黙れ!」
「なんだよノってきたくせに~」
友紀は乱暴に畳にお盆を置くと、押し入れを開けて中を探り出した。
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