友紀と光司(1)

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翌日 「いや~久々にスーファミしたけど、懐かしかったな~」 「ほう。で、彼は晩飯まで食って帰ったのかい?」 「いやいや。で、そのあと第2ラウンド勃発。結局、徹夜しちゃって、気がついたら朝だった」 「それで仲良く登校してきたの?」 「仲良くっていうか…まぁ学校一緒だから同じ道を通ってきたけど」 「…ガキか」 友紀は頬杖をついて寝不足の頭を支える。 悠はあきれた顔でうつろな目の友紀を見る。 「てか、そんなことどーでもいいんだよ!それより先輩だよ、先輩!どぉしよぉぉ~悠ちゃぁぁん」 友紀は悠の腕にすがりつく。 「知らないよ、すぐ手を出す友紀が悪い」 「手ぇ出してないよー足だよぉー」 「なおさら悪いわ、アホ」 「あぁー先輩とラブラブ委員会生活がぁ~」 「ろくに会話もしたことないくせに、よくそんな都合のいい妄想ができるな」 「どぉしよぉぉ~」 「どぉしよぉぉ~、も、ないね」 「悠ちゃぁぁん」 悠は腕にしがみつく友紀を見てハァとため息をつく。
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