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翌日
「いや~久々にスーファミしたけど、懐かしかったな~」
「ほう。で、彼は晩飯まで食って帰ったのかい?」
「いやいや。で、そのあと第2ラウンド勃発。結局、徹夜しちゃって、気がついたら朝だった」
「それで仲良く登校してきたの?」
「仲良くっていうか…まぁ学校一緒だから同じ道を通ってきたけど」
「…ガキか」
友紀は頬杖をついて寝不足の頭を支える。
悠はあきれた顔でうつろな目の友紀を見る。
「てか、そんなことどーでもいいんだよ!それより先輩だよ、先輩!どぉしよぉぉ~悠ちゃぁぁん」
友紀は悠の腕にすがりつく。
「知らないよ、すぐ手を出す友紀が悪い」
「手ぇ出してないよー足だよぉー」
「なおさら悪いわ、アホ」
「あぁー先輩とラブラブ委員会生活がぁ~」
「ろくに会話もしたことないくせに、よくそんな都合のいい妄想ができるな」
「どぉしよぉぉ~」
「どぉしよぉぉ~、も、ないね」
「悠ちゃぁぁん」
悠は腕にしがみつく友紀を見てハァとため息をつく。
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